介護の現場では、略語が使われることがよくあります。新人介護士さんの中には、聞きなれない略語が飛び交う現場に戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、介護士さんが本当に現場でよく使っている略語についてご紹介します。
介護士が現場で使う略語10選
『ケアマネ』=ケアマネージャー
正式な資格名は『介護支援専門員』です。
『サ責』=サービス提供責任者
訪問介護事業所に1人は必要な重要な職業です。
『サー担』=サービス担当者会議
サービス担当会議とは、関係者が集まって定期的に開かれる会議のことを指し、主に介護サービスの見直しを目的としています。
『食介』=食事介助
食事介助とは介護士さんが、利用者さんの食事を介助することをさします。「〇〇さんの食介に入ってください」という風に使われています。
『アセス』=アセスメント
アセスメントとは、利用者さんの身体状況や家族状況などの情報を精査することを指します。
利用者さんの情報が掲載されているアセスメントシートを指す場合もあるので注意してください。
『サ高住』=サービス付き高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅とは、希望するときに介護サービスを受けられる入居施設形態の一つです。
その他の入居形態別の略語一覧
- 『有料』=有料老人ホーム
- 『老健』=老人保健施設
- 『特養』=特別養護老人ホーム
- 『包括』=地域包括支援センター
『PT』=理学療法士
理学療法士とはリハビリの専門職のことを指します。
『OT』=作業療法士
作業療法士とはリハビリの専門職のことを指します。食事や排泄、家事などの日常生活に関わる動作をサポートする職業です。
『ADL』=日常生活動作
日常生活動作とは、その名の通り入浴や食事、排泄といった日常生活を送る上で行われる動作のことを指します。
『GE』=グリセリン浣腸
排便が何日も出ない利用者さんの排便を促す浣腸のことを指し、介護現場ではよく利用されています。また、『コート』とは排便のことを指します。
その他の薬の略語一覧
- 『ラキソ』=ラキソベロン
- 『マグ』=マグミット
- 『プル』=プルゼニド
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、介護業界で実際に使われている略語についてご紹介しました。初めは覚えるのに苦労するかもしれませんが、使っていくうちに少しずつ覚えていくはずです!「略語が多くて、意味を忘れてしまった…」という方も是非この記事をもう一度読み返してみてください。
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