株式会社SOKKIN(本社:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階、代表取締役社長:本間 亮平)は、介護士向け転職エージェント比較サイトを運営し、介護士の転職支援を行っています。介護士の中には「介護士の収入だけでは満足な生活を送ることができない」という声もあり、副業という選択肢を選ぶ介護士が増えつつあります。本調査では、介護士の副業事情について調査を実施しました。調査結果によると、回答した介護士の約7割が今現在何かしらの副業を行っているという結果となりました。
調査の背景
介護士の働き方も多様化しており、家計を助けたり、本業以外の収入源を確保するために副業を始める方も増えています。私たちが運営する転職エージェント比較サイトでも、多くの介護士さんから「本業だけでは生計が立たない」という声をいただいています。
そういった背景を踏まえ、2023年9月にインターネット調査で実施したアンケートの回答結果をもとに、「副業経験があるか」、「どのような副業をしているのか」、「副業の経験年数」、「副業を始めた理由」、「副業を選ぶ際に重視した点」、「副業月収はいくらか」、「副業収入の使い道」などをお伝えします。
調査結果
現役介護士の約7割が今現在副業をしている
「Q1.副業をしたことがありますか?」という問いに対して、「ある(今現在副業をしている)」と回答した人が最も多く7割以上に上りました。次いで「ある(過去に副業をやっていた)」15%となっています。
「ない(興味はある)」と回答した人は9%、「ない(やる予定もない)」と回答した人は6%とそれぞれ少なめであり、介護士の副業に対する関心の高さが伺えます。
気軽に始められるポイ活経験者が多い
「Q2.どのような副業をしていますか?(複数選択可)」という問いに対して、「ポイ活(アンケートモニター・ポイントサイト等)」と回答した人が最も多く全体の53%を占めました。次いで「インターネットメディア(アドセンス・アフィリエイト・SNS等)」が9%、「介護系(日勤・夜勤バイト・支援センターなどでのバイト等)」が7%となっています。介護士ならではの専門性を活かした副業が第3位という結果になりました。
副業の経験年数は3年未満が全体の約7割を占める
「Q3.副業の経験年数は何年ですか?」という問いに対して、「1〜2年未満」と回答した人が最も多く全体の41%を占めました。さらに、副業の経験年数が3年未満と答えた方が全体の約7割を占める結果となりました。
新型コロナウイルス流行によって収入が減少してしまい、新たな収入源確保のために副業を始めた介護士が一定数いる可能性が考えられます。
副業を始めた理由で最も多いのは「本業以外の収入源を確保するため」
「Q4.副業を始めた理由は何ですか?(複数選択可)」という問いに対して、「本業以外の収入源を確保するため」という声が最も多く挙がりました。次いで「家計を助けるため」「貯金をするため」という結果になりました。
「副業を始めた理由について具体的なエピソードを教えてください。(自由回答)」に関しては、以下のような声が挙がりました。
本業以外の収入源を確保するため
・介護業界で長く働くことに絶望してきている。何か他に収入源が欲しかった。
・介護士は収入が少ないので、本業以外にも副収入が欲しいと思った事がきっかけで始めた。
・いろいろ人生設計をする中で今の収入では足りないと思い、副業を始めた。
・ある時からボーナス、昇進がなくなり稼ぎに不安が出て、未来に向けて少しでも蓄えになればと副業を始めた。
家計を助けるため
・家計の足しにするために副業を始めた。
・今育児休暇中だが、(介護士の仕事が)パートの為、育児手当が貰えないので家系の足しにする為に副業を始めた。
・新しい職場に転職したばかりで夜勤になかなか入ることができず、家計家計の足しにするために副業を始めた。
貯金をするため
・両親が将来介護が必要になったときに介護の費用を捻出するために副業を始めた。
・結婚した後お金が必要なため。
・旅行に行きたいのでそのための資金調達として。
新しい職種にチャレンジしたかったため
・職場での収入アップには限界があり、将来的に何かの役に立つかもしれないと思ったことがきっかけ。
・ブログで高額所得を得ている方がいることを知り、自分も同じようになりたいと思ったため。
・介護以外にも新しい職種にチャレンジして自分の可能性を試してみたかったため。
隙間時間を有効活用するため
・夜勤中など空き時間に暇になるため。
・不規則な勤務形態であるため、日中空いている時もあり、その時間を有効活用できたらと思い、始めた。
・通勤時間が長くもったいないので始めた。
その他
・ウェブデザイナーをしている友人の影響で副業を始めた。
・フィットネスクラブのスタジオでヨガのインストラクターをしている。趣味を活かして稼ぎたかったため。
・自分勝手に怒る看護師と介護スタッフの顔を見るのが嫌で介護の仕事の日数を減らし、違う所でも働き始めた。
副業を選ぶ際に重視した点は「自分に合っているかどうか」が最多
「Q5.副業を選ぶ際に重視した点は何ですか?」という問いに対して、最も多く挙げられた回答は「自分に合っているかどうか」でした。次いで「給与」「勤務日・勤務時間」という結果となりました。
副業月収は1万円未満が全体の半数以上を占める
「Q6.副業のみの月収はいくらですか?」という問いに対して、「1万円未満」と答えた方が最も多く、55%という結果になりました。さらに、副業月収が3万円未満である人が全体の8割近くを占めることがわかりました。
また、月に10万円以上稼ぐ人は今回の調査ではいない結果となりました。あくまでも本業の介護士がメインであり、仕事に支障が出ない範囲で副業を行っている方が多いことがわかりました。
副業収入の使い道は「生活費の足しにしている」という声が大多数
「Q7.副業で稼いだお金を何に使っていますか?(自由回答)」という質問に対しては、「生活費の足しにしている」「貯金に専念している」という声が多く挙がりました。中には、アフィリエイトブログがまだ収益化されておらず、「赤字のため、足しになっていない」という回答も見られました。
介護士としての収入が満足いくものではなく、副業収入を生活費に当てたり、将来のために貯金をしたりする介護士が多いことがわかりました。
生活費に使う
・ネットショッピングなどで買い物をする際のポイントに使用している。
・現在は生活費の足しにしている。今後、収入が増えていく場合、資産運用に回す予定。
・まだ始めたばかりで数千円しかもらっていないが、日用品等を買うときの足しにしている。
・お昼代などに使っている。
・新しいノートパソコンの購入をするために使う予定。
貯金・投資に使う
・両親が介護が必要になった時と、自身の老後の資金のために貯金している。
・主には貯金。たまに外食などの少しの贅沢にも使う。
・今は大きな買い物はせず、貯金に専念している。
娯楽費に使う
・自分の娯楽費用に使っている。
・旅行費が貯まったら全額使っている。
・自分の趣味や外食費に充てている。
今回の調査を通じて
今回の調査を通じて、対象となった介護士の約7割が現在副業を行っており、全体の半数以上がポイント活動(ポイ活)に取り組んでいることが明らかになりました。介護士たちは、隙間時間を有効活用し、家計の負担を少しでも軽減しようと努力していることがわかります。今回の調査を通じて、近年における介護士の副業に対する意識の高まりが明白になりました。
株式会社SOKKINは、今後も介護士の皆さんがより良い職場環境で働けることを願いながら、現場の声にしっかりと耳を傾け、更なるサービス向上に努めてまいります。
調査の詳細
「(介護士限定)副業に関する簡単アンケート」
介護士の副業事情について調査する。
・調査日:2023年9月21日〜2023年9月22日
・調査方法:株式会社クラウドワークスのパネル利用によるインターネット調査
・対象者:現在介護士をしている方
・回収サンプル数:34票
介護士向け転職エージェント比較サイト
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会社概要
会社名:株式会社SOKKIN
設立日:2021年4月7日
代表者名:本間 亮平
所在地:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階
会社HP:https://sokkin.me
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