【介護士のストレス事情】「精神的にも身体的にもストレスがあるのに給与が低い」という声も。

調査データ

株式会社SOKKIN(本社:東京都新宿区西新宿6丁目11−3 Dタワー西新宿 16F、代表取締役社長:本間 亮平)は、介護士向け転職エージェント比較サイトを運営し、介護士の転職支援を行っています。「職場での人間関係」や「業務量の多さ」などといったストレスが原因で、転職を考えている介護士は多くいます。本調査では、介護士の転職事情について調査を実施しました。

調査サマリー

・9割弱の介護士が職場にストレスを感じている
・「職場の同僚や上司との人間関係」にストレスを感じている介護士が多い
・身体的なストレス症状として最も多いのは「身体のだるさ」
・介護士の最も多いストレス解消法は「寝る」こと
・ストレスが原因で転職をしたことがある介護士は約4割
・半数の介護士が転職してストレスが軽減したと回答

調査の背景

介護士は人手不足による仕事の忙しさや職場での人間関係などで日常的にストレスを感じやすい職業と言われています。仕事上での精神的、身体的ストレスが原因で転職を考えている方も多くいます。一方で転職後の職場に対する不安があり、実際に転職に踏み切れない介護士も多いというのが現状です。

こういった背景を踏まえ、2024年3月にインターネット調査で実施したアンケートの回答結果をもとに、介護士の「日常的にどれくらいストレスを感じているか」、「具体的にどのようなストレスを感じているか」、「身体的なストレス症状はあるか」、「どのようにストレスを解消しているか」、「ストレスが原因で転職したことはあるか」、「転職してストレスは軽減したか」などをお伝えします。

調査の詳細

「(介護士限定)ストレスに関する簡単アンケート」
介護士のストレス事情について調査する。

・調査日:2024年3月21日〜2024年3月24日
・調査方法:株式会社クラウドワークスのパネル利用によるインターネット調査
・対象者:現在介護士の方
・回収サンプル数:100票

調査結果

9割弱の介護士が職場にストレスを感じている

「Q1.日常的にどれくらいストレスを感じていますか?」という問いに対して、「常に感じる」と答えた方が最も多く34%に上り、次いで「週に何度か感じる」という回答が32%という結果になりました。

アンケートに回答した全体の9割弱の方が、日常的にストレスを感じているということがわかりました。

「職場の同僚や上司との人間関係」にストレスを感じている介護士が多い

「Q2.具体的にどのようなストレスを感じますか?」という問いに対して、「職場の同僚や上司との人間関係」が最も多く挙げられ42票の18%となりました。次いで、「業務量の多さ」という回答が41票となっています。

他にも「利用者さんと関わり」などの回答も多く見られました。

「Q2-2.感じるストレスについて具体的に教えてください。(自由記述)」という問いに対しては、以下のような声が上がりました。

【職場の同僚や上司との人間関係(以下一部抜粋)】
・上司や同僚との価値観の違いから生じるストレスが大きい。業務量が多く、常に時間に追われているので、コミュニケーションを十分に取る余裕がない。(20代後半)
・若い職員の意見をきちんと聞き入れる姿勢が見られないことや話しやすい人にだけ情報共有をしているため、大事な情報がみんなに伝わっていないなどのことが多く仕事のやりにくさを感じている。(30代前半)
・ベテランのスタッフさんがパワハラ気味。(50代前半)
・介護の仕事を始めたばかりで、先輩との関係づくりに苦労している。わからないことを聞きづらい雰囲気があって、ストレスに感じることが多い。(20代前半)

【業務量の多さ(以下一部抜粋)】
・とにかく人手不足で1人あたりの仕事量が多い。パート従業員のため、利用者との関わりの仕事を率先してやらなければならず、正社員が事務作業に入ってしまうと一手に仕事を抱える時間帯があったりするのは大変。自分は残業等は免除されているし、社員には社員の大変さがあるとわかりつつも、そういう場面ではかなりストレスを感じる。(30代前半)
・介護の現場は慢性的な人手不足で、一人で複数の利用者さんを受け持つことが多い。入浴介助や排泄介助など、身体的にも精神的にもハードな業務を、休む間もなくこなさなければならず、心身共に疲弊する。その割に給与が安いので、やりがいだけでは続けられないと感じることもしばしば。(30代前半)
・働いている社員が少なすぎて、3人の利用者に対して1人の介護者が付くので、業務量の多さで時間に追われて毎日ストレスを感じている。(30代後半)

【利用者さんとの関わり(以下一部抜粋)】
・介護の仕事は利用者さんとの関わりにやりがいを感じる一方で、認知症の方の介護は精神的に非常にストレスが大きい。暴言や暴力を受けることもあり、どう対応していいか悩むことが多い。(50代後半)
・利用者様との関わりの中で、きちんと丁寧にオムツ交換や入浴介助やった後に、「バカ」とか「アホ」とか言われなき言葉を言われたり、あるいは、丁寧にやろうとする介護ケアに対して、大きな声を出して抵抗してくる際にストレスを感じる。(30代前半)
・転倒転落事故を防ぐ為にずっと気を張っており中々気が休まらない。利用者も身勝手な方が多く暴言暴力は勿論セクハラもあり、それでも耐えなければならなかったことがストレス。(20代前半)

【給料が低い(以下一部抜粋)】
・仕事や責任が増えても給与は増えない。他業界と比較すると介護職員の給与の低さはかなり低く、平均給与には遠く及ばない状態。(40代前半)
・給料が安いため、生活費を切り詰めなければならない。毎日家計簿と睨めっこ。(40代後半)

【仕事の責任の大きさ(以下一部抜粋)】
・介護の仕事は責任が重大で、利用者さんの命を預かっているというプレッシャーを常に感じている。ミスが許されない緊張感の中で働くのは本当に大変。(40代前半)
・人の命を預かる責任の重さから、緊張感が絶えない。認知症の方の徘徊や、ターミナルケアの際の看取りなど、神経をすり減らす場面が多い。(50代前半)

【残業が多い(以下一部抜粋)】
・慢性的な人手不足から、定時で帰れないことが多く、毎月20時間以上の残業をしている。子育てもあるので、仕事と家庭の両立が難しく、ワークライフバランスが大きく崩れている。有給休暇も取得しづらい雰囲気があり、心身共に休まる暇がない。(40代後半)
・人材不足なので、1人あたりの業務量が増えて、残業が常態化している。夜勤もワンオペになることもある。その反面、給料は低いまま昇給もしないので、モチベーションも上がらない。(50代前半)

【夜勤がしんどい(以下一部抜粋)】
・夜勤のシフトが多いのでワークライフバランスが崩れ、心身共に疲弊している。改善を求めても聞き入れてもらえず、八方塞がりな状況に陥っている。(30代後半)
・夜勤は特にしんどい。1フロア、何十人もの利用者さんを自分ひとりで対応しなければならない時間があり、ナースコールが重なった時が一番大変。(30代前半)

【ワークライフバランスがとれない(以下一部抜粋)】
・介護の仕事は不規則な勤務が多いので、プライベートの予定が立てづらい。友人との約束をドタキャンすることも度々あり、申し訳ない気持ちでいっぱい。恋人とゆっくり過ごす時間もなかなか取れない。仕事とプライベートのバランスを取るのが難しいと感じている。(20代前半)
・不規則な勤務体系のため、友人との予定が合わなかったり、趣味の時間が取れなかったりと、ワークライフバランスが取れないのがストレス。(20代前半)

【その他(以下一部抜粋)】
・利用者さんのご家族との関係もストレスに感じる。要望が多岐にわたり、応えきれないこともしばしば。(30代後半)
・訪問介護に携わっているのですが施設でのスタッフさんの対応が酷くてストレスを感じる。言葉遣いや利用者さんに対する態度などあからさまにわかる。(20代前半)

身体的なストレス症状として最も多いのは「身体のだるさ」

「Q3.身体的なストレス症状はありますか?」という問いに対して、「身体のだるさ」と答えた方が最も多く21%となりました。次いで「腰痛」という回答が18%となっています。

回答した介護士の約8.5割が、ストレスが身体的な症状として出ているということがわかりました。

介護士の最も多いストレス解消法は「寝る」こと

「Q4.どのようにストレスを解消していますか?」という問いに対して、「寝る」という回答が最も多く22%に上りました。次いで「食べる」という回答が20%となっています。

介護士は身体的なストレスも多いため、休むことでストレスを解消している方が多いということがわかりました。

「Q4-2.ストレス解消法について具体的に教えてください。(自由記述)」という問いに対しては、以下のような声が上がりました。

【寝る(以下一部抜粋)】
・平日はなかなか寝る時間が取れないので、休日は思いっきり寝て疲れを取ることが多い。(20代後半)
・とにかく寝ることは大切。子育てのこともあり、家のこともしなければならないが、眠い時は寝る。ストレス解消もあるが、身体を壊さないためにそこは譲れない。(30代前半)

【食べる(以下一部抜粋)】
・美味しい食べ物を少しとたくさんのお酒、特にビールを飲んでストレス解消している。(40代前半)
・大好物のラーメンを食べに行くと、気持ちが晴れる。(20代後半)

【趣味(以下一部抜粋)】
・時々、温泉やサウナに入り、日頃のストレスを解消するのが最も効果があるような気がする。その他、ホテルで泊まったり美味しいものを食べるのもストレスケアに役立つ。(30代前半)
・趣味のギターを弾くのが気分転換の一つ。(30代前半)
・休日は編み物をしたり、温泉旅行に出かけたりしてリフレッシュしている。若い頃から続けている趣味なので、没頭している時は仕事のことを忘れられる。(50代前半)
・プライベートでは、ハンドメイドアクセサリーを作ることにハマっている。細かい作業に集中することで、仕事のことを忘れてリフレッシュできる。(30代前半)

【買い物(以下一部抜粋)】
・休日にショッピングに出かけて、日用品や洋服を見たり買ったりするのが気分が晴れる。(40代前半)
・ストレス発散には、ショッピングが一番。欲しかったものを購入する満足感と、店内をぶらぶらする楽しみで気分転換できる。(40代後半)

【旅行(以下一部抜粋)】
・年に数回、家族で国内旅行に出かけるのが恒例になっている。日頃の疲れを癒やすいい機会だし、家族との絆を深められるのでリフレッシュになる。(50代後半)
・休日を長めに取って旅行は年に2、3回宿泊で行っている。(20代前半)
・年に1、2回は、友人と一緒に国内旅行に出かける。非日常の空間に身を置くことで、気分をリセットしている。(30代前半)

【人と会う(以下一部抜粋)】
・友達と御飯を食べながら、愚痴などを聞いてもらう。(40代後半)
・友人と会って愚痴を聞いてもらったり、一緒に買い物に行ったりしてリフレッシュしている。同期の仲間と悩みを共有するのもストレス発散になる。(20代前半)

【運動(以下一部抜粋)】
・ジムに通って体を動かすのがストレス発散になっている。汗を流すと気分もすっきりするし、体力づくりにもなるので一石二鳥。(20代後半)
・ジョギングやサイクリングで汗を流すと、すっきりした気分になれる。(20代前半)

【カラオケ(以下一部抜粋)】
・同じ職場の仲間とカラオケに行くのが一番のストレス発散法。介護の仕事の愚痴を言い合ったり、歌を歌ったりして気分をリフレッシュさせている。たまには先輩方から相談に乗ってもらうこともある。(30代後半)

【その他(以下一部抜粋)】
・マッサージに行ったり、ヨガ教室に通ったりして、心身のメンテナンスを心がけている。(40代後半)
・アロマオイルを焚いてヨガをする。(40代後半)
・人は皆違うんだからしょうがないと、自分自身の思考を無理やり変えてストレスを軽減させている。(40代後半)
・酒を浴びるほど飲むことが解消法。(40代後半)

ストレスが原因で転職をしたことがある介護士は約4割

「Q5.ストレスが原因で転職したことはありますか?」という問いに対して、ないと答えた方の方がやや多く57%、「ある」と回答した方は43%という結果になりました。

アンケートに回答した介護士の9割弱が日常的に少しでもストレスを感じていると回答しましたが、そのうちの半数以上がストレスを感じながらも転職をせずに同じ職場で働き続けているという事がわかりました。

半数の介護士が転職してストレスが軽減したと回答

これまでにストレスが原因で転職をしたことがあると答えた方のみに行った「Q6.転職してストレスは軽減しましたか?」という問いに対して、「軽減した」と回答した方が最も多く50%という結果になりました。次いで「変わらない」と回答した方は41%、「よりストレスを感じる」と回答した方は9%でした。

「変わらない」「よりストレスを感じる」と答えた方に対して行った「転職前と転職後の職場で感じるストレスについて具体的に教えてください。」という問いに対しては、以下のような声が上がりました。

【変わらない(以下一部抜粋)】
・前の職場は人手不足が深刻で、一人の仕事量が多すぎてノンストップで働いていた。人間関係も良好とは言えず、ストレスが限界に。今の職場に移ってからは多少マシになったが、介護の仕事自体がストレスフルなのは変わらない。どこの施設も大なり小なり似たような状況なのかもしれない。(40代前半)
・前職は人間関係の悪さからストレスを感じて転職した。今の職場は人間関係は良好だが、低賃金と不規則なシフトによるワークライフバランスの崩れにストレスを感じている。介護業界全体の待遇改善が進まない限り、どこで働いてもストレスは変わらないのかもしれない。(40代前半)
・前職も今の職場も、介護の仕事なので、業務内容的なストレスの違いはあまりない。ただ前職では、同僚との人間関係がギクシャクしていたのが、今の職場では、みんな仲が良く、助け合える雰囲気なので、多少ストレスは和らいだように感じる。(40代後半)

【よりストレスを感じる(以下一部抜粋)】
・前職の施設は小規模で、スタッフ同士の仲が良く、アットホームな雰囲気だった。でも今の職場は大規模な施設で、スタッフ間の連携が取れておらず、トラブルが絶えない。以前は感じなかったような、人間関係のストレスを感じるようになった。(50代前半)
・前職は利用者さんとの関わりでストレスを感じていた。今の職場は人間関係の悪さと長時間労働・低賃金にストレスを感じている。介護の仕事はどこも大変だと思うが、今の環境では限界を感じている。再度転職も視野に入れている。(30代前半)

今回の調査を通じて

今回の調査を通じて、回答した介護士の9割弱が日常的にストレスを感じており、その中でも「職場の同僚や上司との人間関係」にストレスを感じている介護士が最も多いということが明らかになりました。実際にストレスが原因で転職をしたことがある介護士は全体の約4割でしたが、そのうちの半数の方が「転職してストレスが軽減した」と回答しました。また転職後の職場のストレスとして、介護職の仕事量や内容に対するストレスを挙げ、人間関係が変わったことで精神的なストレスは軽減したという声が多く見られました。

株式会社SOKKINは、今後も介護士の皆さんがより良い職場環境で働けることを願いながら、現場の声にしっかりと耳を傾け、更なるサービス向上に努めてまいります。

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会社概要

会社名:株式会社SOKKIN
設立日:2021年4月7日
代表者名:本間 亮平
所在地:東京都新宿区西新宿6-11-3 D タワー西新宿 16階
会社HP:https://sokkin.me

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