【介護職の夜勤】2交代制とは?夜勤の仕事内容・勤務時間・夜勤手当について紹介!

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介護士の夜勤について詳しく知りたい方へ。本記事では、「2交代制ってなに?」「夜勤手当てはどのくらい?」「勤務時間は何時から何時まで?」「休憩時間はどれくらいある?」といった夜勤に関する『疑問』を解決して行きます。

夜勤のメリット・デメリットも大公開!

介護士の夜勤とは?

介護士の夜勤とは、施設で夕方から明け方にかけて働くことを指します。
介護士の夜勤の勤務時間は、職場によって様々です。
ここでは、代表的な「2交代制」と「3交代制」の労働スケジュールについて詳しく見て行きます。

2交代制とは?

2交代制とは1日のシフトを、
日勤(8:30〜17:30、休憩60分)
夜勤(16:00〜10:00、休憩120分)
などのようにの2つの時間帯に分けて人員を配置する体制です。

3交代制に比べて勤務時間が長いのが特徴です。
現在、多くの施設が2交代制をとっています。

3交代制とは?

3交代制とは1日のシフトを、
早番(7:00〜16:00、休憩60分)
日勤(15:00〜0:00、休憩60分)
夜勤(23:00〜翌日8:00、休憩60分)
などのように3つの時間帯に分けて人員を配置する体制です。

2交代制に比べて勤務時間が短いのが特徴です。
「2交代制」と「3交代制」の他にも、「4交代制」があるなど職場によって様々なシフトが組まれています。

介護士における夜勤の仕事内容

夜勤における仕事内容の例としては以下が挙げられます。

  • 夕食や朝食の準備
  • 食事のサポート
  • 起床介助
  • 排泄介助
  • 服薬介助
  • 口腔ケア
  • 安否確認・施設の巡回
  • 緊急時の対応
  • 翌日への引き継ぎ

日勤のシフトと比べて、利用者さんの睡眠に関する介護業が多く見受けられます。

介護士の夜勤手当てはどのくらい?

夜勤をする人は基本給に加えて、「深夜割増賃金」を得ることができます。さらに8時間を超えて労働した場合は「時間外割増」が支払われます。

  • 深夜割増賃金=22時から5時までの間は基本給の25%の割増
  • 時間外割増賃金=法定労働時間(1日8時間)を超えた場合25%の割増

これらは、労働基準法で定められており、不払いが発生した場合は労働基準法違反にあたります。

さらに、法律では正式に定められてはいませんが、多くの施設では「深夜割増賃金」や「時間外割増賃金」に加えて夜勤手当が支給されています。

日本医療組合連合会が発表している2018年のデータによると、1回の夜勤手当(正職員・2交代の場合)の平均は6125円です。

このように、夜勤に入れば日勤よりも効率良く稼げることがわかります。

出典
厚生労働省「労働基準行政全般に関するQ&A」(2023年2月13日)

日本医療組合連合会「介護施設夜勤実態調査」(2023年2月13日)

 

夜勤のメリット・デメリット

夜勤のメリット・デメリットにはどのようなものがあるのか見て行きましょう。

メリット

  • 深夜割増賃金がある
  • 日勤より稼げる
  • 日勤に比べて忙しくない
  • 業務量が比較的少ない
  • 日中に自由な時間ができる
  • 正職員の転職に有利になる場合がある

デメリット

  • 長時間労働になりやすい
  • 少人数で業務をこなさなければならない
  • 疲労が溜まりやすい
  • 体調を崩しやすい
  • 家族や友人と生活リズムが合わない

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、介護士の夜勤の仕事内容や給料などについて紹介してきました。これから夜勤の介護職を始めようと考えている方は、こういった夜勤のメリット・デメリットを確認した上で自分が夜勤に向いているかどうか検討してみましょう!

「もっと夜勤手当をもらいたい」
「夜勤を増やしたいけど、これ以上増やせない」

など、今の職場環境に不満を感じている方は思い切って、環境を変えてみるのも一つの手です。自分が満足する働き方ができていないと感じている方は、「かいごの森」をぜひチェックしてみてください。「かいごの森」ではあなたにピッタリな介護士転職サイトを見つけることができます!

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