介護士になるにはどんな資格がいるの?介護士になるために何をすればいいのかわからない!という人のために、このページでは介護士になるためにすべきことを紹介していきます。
取得するといい資格やキャリアアップするためにした方がいいことなども含めて徹底解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!
介護士とは?
介護士とは、簡単に言うと、介護のお仕事に就いている人全員を指します!
実は、介護士になるのに特別な資格は必要ありません。介護資格はいくつかありますが、介護士は無資格・未経験からでも始めることができます。
しかし、介護士と一括りに言っても、資格の有無や働く場所によって、それぞれ動き方が変わってくるので、取得しておくべき資格やメリット、キャリアアップの方法などを交えて紹介していきます。
介護士の仕事内容や給料についての記事はこちら!
介護士になるためには
先程もお話しした通り、介護士というのは介護のお仕事に就いている人全員を示し、無資格・未経験からでも始めることができます。
以下では、介護士として働くために行うべきことを、具体的に解説していきます。
資格を取得してから働く
介護資格の入門でもある「介護職員初任者研修」を取得すると、介護業務の幅も広がり、給料や待遇も良くなるので、こちらの資格を取得してから介護士として働くというのも一つの選択肢ですね!
無資格・未経験でもOKな介護事業所で働く
無資格・未経験からでも始めることができ、働きながら資格取得を目指す方も多くいます。少子高齢化のため、介護士の需要が高まり、無資格・未経験でも就職できる介護事業所も増えているようです。まずは現場で働いてみて、資格取得を目指すか検討するのもおすすめです!
無資格・未経験で介護士になる方法についての記事はこちら!
福祉系の学校を卒業してから働く
福祉系の高校や大学や専門学校などを卒業して、介護士になる方法もあります。厚生労働省が認定した、介護福祉士養成施設を卒業すると、介護資格唯一の国家資格である、介護福祉士の受験資格がえられます。
介護福祉士の資格取得方法についての記事はこちら!
介護士のおすすめな資格5選!
介護士は、無資格・未経験からでも働くことが可能ですが、資格を持っていると給料が上がったり、就職や転職で有利だったりと、仕事の幅が格段に広がります。
そこで以下では、介護士なら目指すべき、おすすめの介護資格を紹介します。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
介護資格の入門と言われる資格。
身体介助、食事のサポート、入浴の手伝い、コミュニケーションスキル、介護倫理など、介護職に就くための基礎的な知識や技術を習得し、高齢者や障害者のケアを行う能力を身につけることができます。
この資格を持っていると、利用者さんの身体に直接触れて介護を行う、身体介護が一人でも行えるようになります。
参考:介護職員初任者研修の概要|聖隷福祉事業団|社会福祉法人
介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)
介護職員初任者研修の上位資格にあたります。介護職員初任者研修に比べ、より高度で実践的な知識やスキルを身につけられ、誰でも受講することができます。そして、介護福祉士を目指す場合は必ず必要になってくる資格なので、介護福祉士の受験を考えている方は早めに受講するのが良いでしょう。
介護福祉士
介護資格唯一の国家資格。介護に係る一定の知識や技能を習得していることを証明します。この資格を持っていると介護士としての仕事の幅が大きく広がり、介護業務だけでなく、マネジメント業務にも携われるようになります。さらに、給料も大幅に上がるので、介護業界で活躍したい方は目指して損のない資格です!
認定介護福祉士
介護福祉士のさらに上位の資格です。受験するためには、介護福祉士として5年以上の実務経験が必要で、その上で、認定介護福祉士養成研修を受講し、全科目(22科目)を修了(単位取得)する必要があります。認定介護福祉士養成研修修了後に、認定介護福祉士認証・認定機構に認定申請の手続きをすることで認定介護福祉士として認定されます。
介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員は、厚生労働省より
とされています。
つまり、この資格を持っている方は、高齢者の方が適切な介護サービスを受けられるよう、ケアプランを考えるというのが主な仕事になってきます。また、こちらの資格も介護福祉士として5年以上の実務経験を積まないと受験することはできません。
介護士資格を取得するメリット
・キャリアアップに繋がる
・就職・転職で有利になる
・給料や待遇が良くなる
・業務の幅が広がる
・職場の人や利用者さんにとって、資格は信頼の根拠になる
「介護士」は資格がなくてもできる仕事であり、資格の取得にはお金も時間もかかりますが、キャリアアップや給料の増加につながるでけではなく、できる業務の幅が増えたり、キャリアアップに繋がったり、周囲からの信頼度が上がったりなど、仕事にやりがいを感じる場面も増えるため、介護資格を取得しておくことは、非常にメリットがあります。ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。
特に、「介護福祉士」は国家資格であるため、資格を持っていると、一気に業務の幅も評価も変わってきます。「介護福祉士になってから、親や周囲の友人からの評価が変わった」「国家資格を持っているという事実で信頼してもらえる」という声もありました。
無資格・未経験でも介護士として就職成功させるポイント!
働きながら資格取得を目指したい方や、資格は取得せずに介護士として働きたい人はたくさんいるはずです。そんな方々に向けて、介護士の就職で失敗しないコツを紹介します。
ぜひ、これを参考に就職に活かしてみてください!
求人内容をしっかりチェック
自分が求めている職場に合う条件なのかということを事前に確認することはとても大切です。
「自分一人では心配…」という方は、介護士専門の就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。自分では聞きにくい、職場の人間関係だったり、給料、待遇などを代わりに聞いてくれたり、面接対策を行なってくれたりと、サポートが手厚いので、理想の就職・転職が叶うでしょう!
面接対策を念入りに
無資格・未経験でも、面接で好印象を残すことができれば、就職成功に繋がります。多くの人と関わるの仕事なので、ハキハキした話し方や清潔感がある方は好印象を持たれます。
志望動機書や面接では、積極性を意識すると良いでしょう。こちらから、質問するなどして積極性をどんどんアピールしましょう!また、介護の仕事を始めようと思った理由は高確率で聞かれるので、十分に対策しておく必要があります。
介護職に活かせるスキルをアピール
未経験の方は、前職での知識やスキルを介護にどう活かすのかをアピールしましょう。営業などの接客の仕事でしたら、対人コミュニケーション能力などを介護職に活かすことができます。
さらに、個々の強みを分析してアピールすることも重要になってきます。
未経験の方を受け入れている施設は熱量を重視するところが多いので、介護士として学ぶ意欲や、入社後に資格を取得する目標などを伝えるのも有効です。
まとめ
介護士は「介護の仕事をしている人」全員を指します。無資格・未経験でもなることができますが、介護福祉士をはじめとして、取得しておけば非常に大きなメリットがある介護資格ばかりです。ぜひ、資格情報や職場についての情報を参考にしながら、自分に合った働き方を探してみてくださいね!
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