【介護職を辞めたい】辞めたい理由をランキング形式でご紹介!|向いていない人の特徴とは?

お仕事

「介護職を辞めたい」
「自分は介護職に向いていないのではないか…」

このような悩みをお持ちの介護士さんも多いのではないでしょうか?人間関係がうまくいかなかったり、給料に満足できなかったりと辞めたい理由は人それぞれ。

この記事では、介護士が介護職を辞めた理由ランキングや、転職をする前に試してほしい対処法も大公開!
よくある悩みや、辞めるメリット・デメリットもご紹介してるのでぜひご覧ください。

辞めたい理由8選

介護職に従事していると、何らかのタイミングで「もうこの仕事を辞めたい…」と思うときがあるのではないでしょうか。ここでは、世の中の介護士さんが介護職を辞めたいと思う理由の一部をご紹介します。

  • 人間関係がうまくいかない
  • 仕事で辛いことがあった
  • 施設や事業所の経営方針に不満がある
  • 給料が低い
  • そもそも介護職に向いていないと感じる
  • 結婚・妊娠・出産・育児などのライフイベント
  • 体力がもたない・精神的にきつい
  • 管理職を任され、マネジメントがうまくいかない

同じような理由で介護職を辞めたいと考えている介護士さんも多いのではないでしょうか。

続いては、実際に介護職を辞めた人に聞いた介護職を辞めた理由を”ランキング形式”にしてご紹介します。

介護職を辞めた理由ランキング!

介護職を辞めた理由ランキングは以下のようになっています。

順位 理由 割合(%)
1位 将来の見込みが立たなかったため 25.9
2位 職場の人間関係に問題があったため 26.7
3位 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため 23.4
4位 収入が少なかったため 22.9
5位 他に良い仕事・職場があったため 20.2
順位 理由 割合(%)
1位 結婚・妊娠・出産・育児のため 23.9
2位 職場の人間関係に問題があったため 23.2
3位 他に良い仕事・職場があったため 15.9
4位 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため 15.6
5位 収入が少なかったため 13.7

※出典:公益財団法人介護労働安定センター「令和2年度 介護労働実態調査」

ランキングを見てみると、介護職を辞めたい理由は男女で大きく異なることがわかります。女性は、「結婚・妊娠・出産・育児のため」が1位となっているのが特徴的です。

男女とも共通の傾向としてみられるのは、介護職の仕事内容自体が辞める理由になっているのではなく、職場の人間関係や給料などが辞める理由として多く挙げられていることがわかります。

「介護職を辞めたい」と悩む人の特徴とは?

体力がない

介護士の仕事は、利用者の入浴介助など体を支える仕事も多く体力が必要になります。

そのため、慢性的に腰痛などを抱えている方も珍しくなく、体力がない方にとってはきつい仕事となっています。毎日へとへとになるまで仕事をしていると「介護士をやめたい…」と思ってしまっても無理はありません。

人とコミュニケーションを取るのが苦手

利用者と会話をすることも介護職の一つであるため、人と話すことが苦手である人は介護士に向いて可能性があります。

チームで仕事をするため、人間関係の構築も仕事にとって重要です。介護士や利用者には様々な人がいるため、意見や価値観の中でコミュニケーションを取ることで協力し合いながら仕事をする必要があります。

1人で黙々と作業をするのが好きだという方には、介護士の仕事は向いていないかもしれません。

潔癖症

利用者の入浴介助や排泄介助も介護士の仕事の一つです。

潔癖症である方は、そう知った仕事をこなすことが苦痛になりうるので「自分は介護士に向いていないのでは…」と感じてしまう方も少なくないでしょう。

気にしすぎる性格

言われたことを気にしすぎる性格の方は、介護職に向いていないかもしれません。

介護士は利用者さんから無茶なお願いを要求されることも少なくありません。
そういった要求に応えられない度に過度に自分を責めてしまうような性格の方は、「もう辞めたい…」と思うケースもあるでしょう。

介護職を続けるメリット

本当に介護士を辞める決断をする前に、今一度介護職を続けるメリットについて確認してみましょう。以下のメリットを踏まえた上で、本当に辞めるのかどうか考え直してみましょう。

介護士のニーズが高いので、雇用が安定している

現在日本では、高齢化社会が進行しているため、高齢者の介護を行う介護士の仕事はニーズが高いといえます。そのため、介護士は将来性のある仕事であり、雇用が安定しているといえるでしょう。

「介護福祉士」の資格を持っていれば、全国各地で雇ってもらえる。

「介護福祉士」資格は国家資格であるため、日本全国で国に認められた介護士として働くことができます。

職場で管理職の仕事に就くことが可能であるなど、ある程度のキャリアアップも見込めます。

辞めたいと感じた時の対処法

ここでは、介護職に向いていないと感じている方に試してみてほしい対処法をご紹介します。

自分が辞めたい理由を整理する

まずは、現状把握のためにも自分がなぜ辞めたいのかについて理由を整理することが重要です。
ノートなどに箇条書きで書き出してみても良いでしょう。

辞めたい理由が整理できたら、それを改善するにはどうしたらよいか案が浮かぶかもしれません。
辞めたい理由が明確になったら、改善できるように友人や同僚、家族などに相談してみるのも良いかもしれません。

辞めたい理由を整理することで、「自分が本当に辞めた意図は思っていなかった!」なんてこともあります。

休職などで一度仕事から離れてみる

仕事を辞めたいという考えでいっぱいな時は、その仕事に対するモチベーションがなくなりかけている状態です。

まずは、いったんその仕事から離れてみて、自分の時間を満喫することもおすすめです。
趣味や友人などと楽しい時間を作ることで、心にも余裕が生まれ、辞めたいという気持ちが薄まるかもしれません。

介護士をしている理由を再確認する

介護士を志した理由は人それぞれですが、

「人のお世話をすることにやりがいを感じるから」
「人の役に立つ仕事をしたいと思ったから」

などの理由でなった方が多いと思います。そういった、自分の仕事に対する意義・やりがいを再確認してみるのもいいかもしれません。

転職で労働環境を変えてみる

先ほども言ったように、「介護福祉士」の資格を持っていれば、全国各地で雇ってもらえます。
「介護福祉士」資格は国家資格であるため、日本全国で国に認められた介護士として働くことができます。

そのため、人間関係などの問題から介護士を辞めたいと考えている方は思い切って職場を変えてみるのも一つの手です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、介護職をやめたい理由についてまとめてみました。介護士を続けるメリット・辞めたいと感じた時の対処法等を確認した上で自分が本当に介護士という仕事を辞めたいのか、それとも転職をすることで悩みがなくなる可能性があるのかどうか検討してみましょう!

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