直接施設の利用者さんと触れ合う介護士の身だしなみに求められるのは、「清潔さ」です。そうは言っても、介護士さんの中にはできる範囲でおしゃれを楽しみたい!という方も多いはず。
本記事では介護士の服装やメイク事情、ヘアカラーはどこまで許されるのかなどについて取り上げ、解説していきます。
介護士さんの服装事情
介護士の服装は、一般的な規則はなく、施設のルールに従うことが多いです。
しかし、多くの施設に共通する服装の特徴として
- 清潔感があること
- 動きやすいこと
- 装飾が少ないこと(ボタンなどが引っかかって利用者さんが怪我をする可能性があるため)
- 機能的であること
などが挙げられます。派手な露出を避け、介護が行いやすい服装を選びましょう。
また、全身黒の服装は喪服や死を連想させることから、介護の現場では多くの場合NGとされています。服にはパステルカラーなど利用者さんに明るい印象を与える色を選びましょう。
介護士さんの髪型事情
髪色はどのくらいの明るさまでOK?
実は、介護士の髪色は10トーン程度の「明るめの茶髪」までOKなことが多いようです。かといって、明るすぎる色は避けた方がベター。あくまで、TPOに合った髪色にしましょう。
髪色については、施設ごとに一定の規則や要件が設けられている場合があります。自分の職場のルールをあらためて確認してみましょう!
髪型は清潔感あるスタイルに!
介護士のヘアスタイルについて特に決まりはありません。しかし、ある程度清潔感がある髪型を意識しましょう。髪の毛が邪魔になるとは、ピンなどで固定する必要があります。一方で、施設によっては、逆にピンなどの髪留めは利用者さんの誤飲防止のため、禁止されている所もあります。
ヘアスタイルのルールについては、各職場ごとによって異なるため、トラブル防止のためにも職場に確認してみてください♪
介護士さんの化粧事情
基本はナチュラルメイク
介護士は、介護の仕事において利用者と直接触れ合うため清潔な印象を与えるメイクが望ましいとされています。リップやチークが濃くなりすぎないようにし、アイシャドウはナチュラルなカラーにしましょう。
利用者さんに不快感を与えるような濃いメイクは避け、許容される範囲内でメイクを楽しみましょう!
夜勤の時はすっぴんor薄化粧
基本的には、ナチュラルメイクをしている介護士さんでも夜勤の時はすっぴんであることも珍しくないとか。夜勤では日中に比べ人目が気にならないので、すっぴんでも恥ずかしくないそう。
すっぴんでいることは、お肌の負担も減らすことができて合理的かもしれません。
介護士さんのネイル事情
一般的には介護士がネイルをしても問題はないとされています。ただし、特に長いネイルやラインストーンなどの装飾は利用者さんを傷つける恐れがあるので避けましょう。またネイルの色についても髪色同様、派手な色は避けた方がベター。
ネイルを楽しみたい場合は、“ナチュラルさ”を意識したネイルにしましょう。
ピアスはしてもOK?
ピアスは派手なネイル同様、禁止されていることが多いです。食事に混入する恐れなどがあるため、勤務中は外すようにしましょう。
結婚指輪はOK?
一般的に、介護者は身だしなみや衛生上の問題を考慮して、結婚指輪をつけないことが望ましいとされています。しかし、手袋を使っている場合は特に問題ないとされることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、介護士の身だしなみについて紹介してきました。それぞれのルールについては、施設によって異なることがあるので、トラブル防止のためにも職場に確認してみてください。利用者さんの立場になって、安心感を与える身だしなみを心がけましょう!
「髪色のルールが厳しすぎる」
「もっとオシャレを楽しみたい!」
など、今の職場環境に不満を感じている方は思い切って、環境を変えてみるのも一つの手です。自分が満足する働き方ができていないと感じている方は、「かいごの森」をぜひチェックしてみてください。「かいごの森」ではあなたにピッタリな介護士転職サイトを見つけることができます!