介護福祉士実務者研修とは？介護職員初任者研修との違いや費用、カリキュラムを解説！

「介護福祉士実務者研修」という言葉を耳にしたことはありませんか？

この記事では、介護士との違いはなにか、そもそも介護福祉士実務者研修とはなにか、そういった疑問に対して解説していきます！

また、学習費用やカリキュラムについても解説致します！

介護福祉士実務者研修とは？

介護福祉士実務者研修とは、介護職員初任者研修の上位資格であり、国家資格である介護福祉士の受験資格に必須の資格となっています。

また、以前までのホームヘルパー資格制度は廃止されましたが、ホームヘルパー1級は介護福祉士実務者研修、2級が介護職員初任者研修に置き換わっています。

介護福祉士実務者研修のカリキュラムは以下のようになっており、無資格の場合450時間、介護職員初任者研修修了者は320時間が必要となっています。

また、ホームヘルパー1級など他の資格を取得していた場合も免除となる科目があります。

修了試験が必須だと思われがちですが、試験の実施義務はありません。

しかし、スクールによっては学習理解度を確認するために試験行うことがありますので事前に調べておきましょう。

介護福祉士実務者研修の費用の相場としては、無資格で20万円とされています。

しかし、スクールによっては安く抑えられるところもあり、5万円程度で受講できるところもあります。また、介護職員初任者研修修了など他の資格を所有している場合も安く抑えることが可能です。

スクールには、大手から地域密着型、通信教育（スクーリング有り）など様々なため受講のしやすさは抜群です。

面接と筆記試験に合格した場合、受講料が無料となります。しかし、注意点としてハローワークで申し込みをした場合、すべての科目を受講することになるため、初任者研修を修了していた場合にはよく考えてから申し込みをしましょう。

厚生労働省で指定されている、「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」「一般教育訓練」の3つの種類があり、その中からどれかを修了した場合に、受講料の一部を負担してもらえる制度です。

種類によって、対象講座、支給費用、支給条件が異なりますので要注意です。

最大20万円を無利子で借りることができる制度です。また、1年以内に介護福祉士（国家資格）を取得し、2年間勤務をした場合20万円の返還が免除されます。ただし、地域によって免除条件が異なるのでこちらも要注意です。

母子家庭や父子家庭などの、ひとり親の就職やキャリアアップを推進するために、講座の受講を支援します。初めに費用を支払う必要がありますが、対象者であれば費用の6割が後日支給されます。そのため、負担のない費用で受講することができます。しかし、こちらも地域での手続きが必要です。

スクールごとに費用が異なります。そのため、スクールごとに様々なキャンペーンを行っていることもあるので、タイミングを見て申し込むと良いでしょう。しかし必ずキャンペーンを行っているわけでもないので、キャンペーンを行っていたら嬉しい程度のモチベーションを推奨します。

上記の制度を利用することで、お得に受講することができるため、事前調査が必須となります。

・介護福祉士の国家試験の受験資格が得られる

・たん吸引と経管栄養の知識が身につき、医療ケアを行うことができる

・サービス提供責任者になることで、マネジメント業務を行えるようになる。

・就職、転職で有利になる

介護福祉士実務者研修の受講には、条件がありません。

そのため、介護職未経験でも受講することが可能です。また、介護職員初任者研修を修了していなくても、受講することができます。ただし、介護職向けのカリキュラムなので、介護業務の基礎的な知識が求められます。

・介護職員初任者研修を修了している場合、介護福祉士実務者研修のカリキュラムが一部免除になるため受講時間が変わる

・介護職員初任者研修は資格を取得するのに修了試験の合格が必須だが、介護福祉士実務者研修は修了試験が義務化されていない

・介護職員初任者研修では役職につけないが、介護福祉士実務者研修ではサービス責任者という役職につける

介護福祉士実務者研修では、介護職員初任者研修よりもメリットが多いためキャリアアップや国家資格を目指すならば取得して損はありません。制度を使えば費用を抑えて受講することも可能なので、比較的挑戦しやすい資格でもあるのでおすすめです！

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